シャインビーズブラスト

白銀にきらきらと輝くシャインビーズブラスト。
ブラスト加工の際、ステンレス素地の状態を調整する事で、輝きも変化します。

チタン・ステンレス表面仕上げサンプル

シャインビーズブラストの製作事例

上品さ・おくゆかしさを表現できる、ステンレスのシャインビーズブラストは、福岡県護国神社の本堂手摺りに使用されています。平成25年御鎮座70周年記念の際に、制作しました。

背面の檜で造られた建具と調和するようなデザイン。 白銀の糸が宙に舞っているように表現しています。

ビーズブラスト加工の特徴

ビーズブラスト加工の特徴は、
・光沢のある白銀の仕上げで美しいこと
・表面がなめらかで手触りがよいこと
です。

ビーズブラストを施したステンレスは、水流れもよく、屋外で意匠が必要な場所に装飾用として用いられます。什器、看板、建築外装、建築内装、手摺、ガラス押さえなど、つや消しで白銀に輝いているものは、ほとんどビーズブラスト加工された金属です。金属用の塗装やフィルムで、似たものがありますが、ビーズブラスト加工のステンレスは、輝きの特徴が異なります。

ビーズブラスト加工は上品に輝く？

ビーズブラスト加工を施したステンレスを遠くから見ると、
光がぼやっと映りますが、輪郭は見えません。

ところが、近づくと輪郭まではっきりと映ります。

このようにビーズブラスト加工を施したステンレスは、
◆離れると、つや消しした表面が光を乱反射し、輪郭をぼやっと投影します。
◆近づくと、乱反射がおさまり、輪郭を映します。

上品に輝き、加えて手触りも良く、落ち着いた空間を作ることが可能です。

ビーズブラスト加工とサンドブラスト加工の違い

ステンレスのブラスト加工には、用途ごとに多数の種類があります。有名なサンドブラスト加工とビーズブラスト加工は、どのような違いがあるのでしょうか。

左がビーズブラスト加工、右がサンドブラスト加工です。ともに、SUS304　#400板を使用してます。

サンドブラスト加工は、ビーズブラスト加工と異なり、ざらざらしていて光沢感はありません。サンドブラスト加工は、塗装の下地処理や錆落しなどに使われます。洗浄をおこたると、ステンレスでもさびが発生します。

ブラスト加工について、お気軽にお問合せください！

多種多様なブラスト加工。ビーズブラスト加工とサンドブラスト加工でも全く用途が異なります。みなさまが求める空間イメージや用途をご提示頂けましたら、最適なブラスト加工を提案します。

加工が必要にも関わらず、板形状のブラスト加工品をお買い求めになる際は注意が必要です。溶接などで、加工部分が異形になります。その場合は、下地処理の状態で保管しておき、最終行程で当社工場にお持ち頂くと、きれいに仕上がります。

シャインビーズブラストに関するお問合せやお見積りの依頼、ショールームの見学依頼などありましたら、お気軽にお問合せ欄からご相談ください！

ブラスト仕上げについてのお話(弊社のブログ）

①Beads Blast(ビーズブラスト)＿Stainless(ステンレス)
②ビーズブラストとサンドブラスト
③見た目を良くする、アルミナブラスト

<使用事例＞
福岡県護国神社　平成25年御鎮座70周年記念事業で手摺を製作いたしました。