自由に湾曲するフレキシブルステンレスシート。
非常に軽量で両面テープや接着剤での固定が可能です。
また、金切りハサミなどの簡易なツールで切断が可能です。
資材価格高騰と持続可能性の時代におけるステンレス
環境省発表のデータによれば、日本におけるCO2総排出量のうち、35%を産業部門が占めており、さらにその中の40%(つまり全体の約14%)は鉄鋼部門による生産活動によるものと言われています。
鉄、ステンレスは産業において欠かすことのできない基礎材料であり、耐用年数も長く、一度生産された後は完全なリサイクルのエコシステムが構築されています。鉄、ステンレスの寿命という長期で見れば金属は”エコ”な材料であると言えます。
しかし生産時に温室効果ガスが発生してしまうことは事実です。また資源価格は近年極めて不安定な動向を示しており、材料選択時の不確定要素となっています。
東洋ステンレス研磨工業では意匠金属メーカーとして多様な選択肢を用意すべく、MAKOブランドとして新たに「フレキシブルステンレス」をご提案いたします。
このフレキシブルステンレスは極薄のステンレスの表面に意匠研磨を施し、背面の接着シートで対象物に貼り付けることができます(貼付方法は任意)。ステンレスパネルと比較すると圧倒的に軽いため特殊な工法が不要となります。またステンレス板では加工難度が高い3次元曲げ(しなり、波打ち等)といった表現も自在です。金属の使用量が少なくなるため、コスト面でのメリットもあり、持続可能性の観点からも選択肢として頂ければ幸いです。
<コラム>
サイズ | 0.1mm x 300mm x 1000mm (マザー母材サイズ) 加工内容により有効サイズは変化します。 |
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厚み | 0.1mm |
重量 | 約240g |
仕上 | 鏡面仕上げ バイブレーション ヘアライン 3Dステンレス加工 シワ加工 他 |
対応素材 | ステンレス鋼 SUS304 |
設計単価 | パネル形状加工品や半加工品で販売しておりますのでお問合せください。 |
その他 |