【ミステリアスミラー®︎】JEUX D’EAU(ジュ・ドー) etc

よくある質問:3D意匠ステンレス天井の構造と取り付けについて

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弊社の3D意匠ステンレス天井(ミステリアスミラー®)は、その独特のデザイン性と高級感で、

オフィスビルや商業施設、住宅など幅広い場面で利用いただいております。

金属ならではの美しい質感と耐久性により、長期間にわたって美しい状態を保つことができるのも大きな魅力です。

今回のコラムでは、弊社が製造している貼り合わせステンレスパネル構造の天井について、

特にパネル同士の付き合わせ部分とビス留め部分に関するよくある質問にお答えします。

デザイン会社様、施主様、施工店様向けに、施工時の注意点や仕上がりに関する詳細な情報をご紹介します。

 

 

質問1:パネル同士の付き合わせ部はどのようになりますか?

パネルの構造と付き合わせ部 1

弊社が製造する金属製の3D意匠ステンレス天井は、様々なパネル構造を取り揃えておりますが、

今回はよく質問をいただく、“貼り合わせステンレスパネル構造”について、ご紹介します。

このパネル構造は、異なるデザインや仕上げを可能にし、視覚的な立体感を演出するだけでなく、強度や耐久性を確保する役割も果たします。

 

パネルの構造と付き合わせ部 2

パネル同士の付き合わせ部分では、精密な加工技術により、均一な隙間やきれいなラインが形成されるように加工しています。

これは、天井全体の美観に大きく影響する重要な部分です。

付き合わせ部は、デザインによってはわずかな隙間を設けることで、光や影のコントラストを演出することも可能です。

 

シームレスな見た目を重視する場合:パネルの付き合わせ部分は、

できるだけ目立たないように加工され、全体的に統一感のある仕上がりになります。

特にモダンな空間においては、シンプルで洗練された印象を与えることができます。

また一方で、わずかな隙間を意図的に設けることで、空間にリズムや立体感を加えられます。

デザインの一環として、付き合わせ部を強調することも可能です。

パネル同士の付き合わせに関しては、ご希望のデザインや空間に合わせてカスタマイズすることができ、

シームレスな仕上がりから、立体的なデザインまで柔軟に対応いたします。

 

質問2:ビス留めした部分はどのようになりますか?

ビス留め部分の詳細と選択肢

弊社の3D意匠ステンレス天井のパネル構造の一つである貼り合わせパネルは、ビス留めによる天井への固定方法を採用しています。

このビス留め方法は、確実な固定を実現し、長期間にわたって天井パネルがずれることなく安定した状態を保つための信頼性の高い手法です。

しかし、ビス留め部分が見えるか隠れるかによって、最終的な仕上がりに違いが生じます。

 

ビス留め部分の仕上がり:隠す vs 剥き出し

ビス留めした部分については、ビス穴を隠すオプション(同じ材質の同じ表面仕上げの材料からビスタ頭隠しの円形物を切り出します。)と、

剥き出しの状態で仕上げるオプションの2つをご提供しています。

どちらの方法を選択するかは、設計意図や美観の好みによりますが、以下のような違いがあります。

 

ビス穴を隠す仕上がり

ビス穴を隠す仕上げは、より洗練された外観を求める場合に最適です。

パネル全体に一体感が生まれ、ビス穴が目に触れないことで、シンプルでミニマルなデザインが実現します。

施工時の工夫としては、ビス穴に同じ材料同じ仕上げで制作した円形の板をを取り付けることで、

パネル表面にネジのプラスマークやマイナスマークを目立たなくして、すっきりとした見た目に仕上げます。

これにより、天井全体の美観が保たれ、特に天井高が低め(2600mm程度)の空間では、ビスが目立ちにくく、デザイン性を損なわない効果があります。

 

ビス穴が剥き出しの仕上がり

ビス穴を隠さず剥き出しにする仕上げもまた一つの選択肢です。天井高が高い空間(3700mm以上)では、

ビス穴が視覚的にあまり目立たないため、あえてビスを剥き出しにすることで、メンテナンス性を高めつつコストを抑えることが可能です。

施工店様にとっても、ビス穴隠しが不要なため、施工時間の短縮や手間を軽減するメリットがあります。

また、インダストリアルデザインを意図した空間では、あえてビスが見えるデザインにすることで、無骨でスタイリッシュな雰囲気を演出することができます。

ビスが剥き出しの状態であっても、精密に配置されたビスにより、無駄のないシャープな印象を与えることが可能です。

 

 

ビス留め部分の仕上がり比較:2600mmと3700mmの天井高

2600mmの天井高:低めの天井では、ビス穴が視覚的に目に付きやすくなるため、ビス穴を隠す仕上げがおすすめです。

特にオフィスや住宅など、視覚的な美しさが求められる空間では、ビス穴を隠すことで統一感のある美しい仕上がりを実現します。

 

 

3700mmの天井高一方、天井が高い空間では、ビス穴が視覚的にあまり目立たないため、剥き出しでもデザイン性を損なうことは少ないです。

コスト面や施工効率を重視する場合には、ビス穴を隠さない仕上げも選択肢に入れていただけます。

 

まとめ:デザインと機能性を両立する天井パネル

弊社の3D意匠ステンレス天井パネル(ミステリアスミラー®)は、デザイン性と機能性を兼ね備えるように日々、研究開発しております。

パネル同士の付き合わせ部やビス留め部分に関する選択肢も豊富で、空間の美しさや耐久性を保ちながら、

施工のニーズに合わせたカスタマイズが可能です。

パネルの付き合わせ部分は、シームレスな仕上げから意図的な隙間を設けたデザインまで幅広く対応可能です。

ビス留め部分は、ビス穴を隠す方法と剥き出しにする方法から選択でき、空間の天井高やデザインに応じて柔軟に対応しています。

これらの選択肢は、施工の仕上がりやメンテナンス性に大きく影響します。

特に、施主様やデザイン会社様にとっては、ビス穴の見え方や付き合わせ部の処理が空間全体の印象に大きな影響を与えるため、

慎重に選んでいただくことが重要となります。

ご不明点や詳しい仕様については、いつでもお問い合わせください。