会社概要
東洋ステンレス研磨工業株式会社は、人々の心に語りかける金属製品を創造しています。創業以来、当社は一貫して金属の研磨技術を追及し続け、単なる素材を超えた、命を吹き込まれた製品を市場に送り出しています。 1968年に法人化して依頼、九州地区を中心に受託の研磨加工事業を営んでまいりました。 九州、福岡県という地域は当時より日本全国の10%経済圏と言われており、ステンレス鋼の流通量も需要も10%の市場でした。 その中で育てていただいた弊社はあらゆる研磨加工技術を研究開発し、複合化さて独自の研磨加工体系を構築してまいりました。 研磨加工装置は基本的に職人の動きを機械に落とし込んで開発していくものであり、各社各様の研磨加工機で生産しています。わたしたちも同様に研磨加工機を独自開発し、他社とは違う意匠研磨加工や機能性研磨加工を手掛けるようになりました。 また、九州は半導体製造装置や液晶製造装置の企業様も多く、機能性を高める研磨加工技術も開発発展してまいりました。特に2000年代は飛躍的なテクノロジーの進化で真空部品への新しい観点からの複合研磨加工技術が生まれ進化してきた時代です。 現在は製造装置の構造も変わったため、これらの技術体系はそのままでは使えませんが、意匠研磨加工技術に取り込まれ、意匠性を支える機能性のある特性として進化しております。 創業時はステンレス鋼を中心に事業を展開してまいりましたが、現在ではチタン、アルミ、銅、真鍮、ハステロイ、アロイなど様々な金属を研磨加工という技術で新しい価値を創造しております。
創業者である門谷博氏によってステンレス鋼の需要拡大と用途拡大を目的として設立された当社は、ステンレス鋼製造からの豊かな経験と知見を活かし、産業全体を支える重要な役割を担っています。 あらゆる産業、業界へステンレス鋼を中心に機能性や意匠性を研磨加工技術でお役に立てる商品を提供いたしております。
皆様に頼りにされる会社になるため
私たちの経営理念とミッション
経営理念:「存在価値ある会社」
私たち東洋ステンレス研磨工業は、ただ存在するだけでなく、社会にとって真に価値ある企業であることを目指しています。
この理念は、日々の業務はもちろん、長期的な企業戦略を形成する上での指針となっています。私たちは、製品を通じて、また企業活動を通じて、皆様に便利で頼りになる会社であり続けることに専念しています。 研磨加工技術やコーティング技術、加工技術を復号化させ、便利であり、お役に立ち、頼りになる会社で有り続けるため、日々、研究開発を怠らず、常に社会から必要とされる技術、商品を生み出す努力を行っております。
ミッション:「金属素材に意匠性と機能性を与えることで社会に貢献する」
金属という素材に新たな命を吹き込むことは、私たちの存在価値です。それは、単に金属を形作ること以上の意味を持っています。意匠性と機能性を兼ね備えた金属は、建築から芸術、日常の工具まで、無限の可能性を持ち、私たちの生活を豊かにしていけると思っております。 金属は金属種、鋼種、合金種で様々な特性を持っております。その特性をさらに、複合研磨加工で付加価値を向上させていくことで、様々な用途や使用箇所でお役に立つ商品が生まれます。 例えば、汎用のステンレス鋼を鏡面化すると表面の清浄度が上がり、また、磨きの工程で特殊な手法を用いると耐食性も向上します。 このように金属というのはそのものの特性にさらに機能を付加していくことが可能となるマテリアルです。 さらに、金属はリサイクル可能なサスティナブルなマテリアルです。 研磨加工は基本的に金属素地に対しての加工となりますのでリサイクルにおける阻害要因とはなりません。環境にも配慮した機能性と意匠性を付加し社会に貢献いたします。
東洋ステンレス研磨工業はこれらの金属素材が持つ潜在能力を最大限に引き出し、社会にとって価値ある製品を提供することにより、世界の発展に貢献します。
企業精神:「金属化粧師®」
全社員が心に秘めるこの精神は、私たちがどのようにして製品を創造していくかの魂の具現化です。
金属化粧師®としての職人技は、ただ物を作る以上のもの―それは、金属に新たな生命を与え、それを通じて物語を語ることです。この精神を持って一つ一つの製品を丁寧に創り上げることで、MAKO®ブランドの責任と誇りを構築しております。
私たち東洋ステンレス研磨工業の製品は、ただの金属ではありません。それぞれが独自の美しさと機能を持ち、ユーザーの手に渡ることで初めてその価値が完結します。この責任感を胸に、私たちは今日も金属の未来を創造しています。
弊社の社員はこの企業精神を胸に日々、金属と向き合っています。 お客様が使用されるシーンや用途、業界の状況を鑑みて、表面の研磨仕様を幾通りも検証し、最適な研磨加工を施しご提供しております。 小さな欠陥点を見逃さず、お客様に満足していただけるため、金属化粧師として、誇れる品質づくり、TOYO品質を構築しております。
製造プロセスと研磨技術
東洋ステンレス研磨工業の製品は厳選された原材料から始まります。
原則は日本国産の金属材料を用い、金属素材メーカー様と密に連携し、ご安心いただける金属材料を使用し生産を行っております。
お客様のご使用される環境や用途を深く理解し、最適な金属材料選定を行っております。 また、その仕様に合わせて数多の研磨加工プロセスから最適なプロセスを選択し、ご安心いただける金属材料を製造させて頂いております。
また、金属材料から形状を加工するプロセスにおいても最適なプロセスを選択し、意匠性を機能性を両立させる加工プロセスで生産しお届けしております。
例えば、美しく、美麗で、防汚性に優れたブラスト加工商品などは、金属の下地の調整とブラストの仕様、そして、その制作手順がとても重要なポイントとなります。
この加工手順を間違うと溶接ラインや溶接痕など美観に影響を与えたり、耐食性を損なったりします。 それ故に最新の注意が必要なポイントです。
それぞれの金属が持つ固有の特性を理解し、最適な研磨技術を適用することで、その真価を引き出します。初期研磨から加工、最終的な仕上げ(化粧研磨)に至るまで、一貫した製造プロセスを自社で管理し、高品質な製品を保証しています。
この徹底した品質管理が、東洋ステンレス研磨工業の製品を業界で信頼される理由です。
コア技術:複合研磨技術
東洋ステンレス研磨工業の最大の強みは「複合研磨技術」です。
この技術は多岐にわたる研磨技術、製造手法、蒸着技術、そしてコーティング技術を組み合わせて新しい用途や要求に応える製品を開発することを可能にします。
この複合研磨技術は加工技術を相乗効果を持って、さらにあらたな特性や機能、意匠を提供させていただける研究開発を日々、推進しております。
福岡県という商習慣が色濃い地で育まれたこの技術は、東洋ステンレス研磨工業の強みであり、独自の技術体系です。
社会への貢献と未来への展望
目まぐるしく変化する産業構造と技術進歩の中で、東洋ステンレス研磨工業は常に革新的な研究開発に努め、新しい商品を世に送り出し続けています。
これらの技術開発は、福岡の地から始まり、日本国内外にわたる広範な市場に貢献いたしております。
社会的な情勢、環境に関する貢献を考慮して、サスティナブルな金属マテリアルをより一層、社会のお役に立てるようにいたして参る所存です。
東洋ステンレス研磨工業は、日本の意匠金属が世界中で活用されるよう、全社員が一丸となって取り組んでいます。
結び
私たち東洋ステンレス研磨工業は、技術の進化とともに成長し続ける企業として、より良い未来を創造するために日々努力しています。
お客様のニーズに応じた高品質な製品(MAKO®)を提供し続けることで、私たちは社会全体に貢献していく所存です。
<販売窓口>
※MAKO®商品は東洋ステンレス研磨工業の販売子会社にて提供しています。