研磨加工によりステンレス鋼を自然な水の流れやゆらめき、躍動で表現した「水面ステンレスパネル」。
水面ステンレスパネルの用途として最も多いのが、壁面や扉です。
取り付けは壁全体か一部か、また、どのような環境での設置か等、ご希望の用途に合わせて施工方法も変わっていきます。
今回は壁面用途におけるパネルの各形状の取り付け構造と施工方法について、採用事例も合わせながら解説していきます。
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水面ステンレスパネルとは
水面ステンレスパネルは、ステンレス鋼を自然な水の流れやゆらめき、躍動を研磨加工で表現した、意匠ステンレス鋼板です。
ステンレス鋼を使用していますので、耐食性や強度はステンレス鋼種性能に準じます。
ですから、屋内でも屋外でも使用することが可能です。
さまざまなテクスチャーを造形することが可能で、個別のカスタマイズなどお受けしてございますが、代表的な商品は3種あります。
水面柄テクスチャーがはっきりしていて光の反射も美しいRipples(リップルス)
漣が交差する柔らかい水面テクスチャーが美しいJEUX D’EAU(ジュ・ドー)
大胆でおおらかな、大きな揺らぎを表現した水明(SUIMEI)
壁面用途での水面ステンレスパネルの取り付け構造と施工について
水面ステンレスパネルの用途で一番多いのが壁面や扉などの用途です。
壁一面覆うものもあれば、壁の一部をアクセント的に彩る用途。
また、カウンターなどの幕板などの用途に使用されます。
では、事例と施工方法についてご紹介します。
水面ステンレスの曲げ加工パネル形状の取り付け構造と事例
曲げ加工パネルの場合、背面に取り付け用の補強とネジなどを付けるための構造が必要となります。
以下の図面は水面ステンレスパネルの背面に各パイプで骨組みを形成した事例です。
各パイプでなくとも、アングルやチャンネル、または、ベンダーで曲げたもので補強可能です。
詳しくはコラム「ステンレスパネルの作り方」をご覧ください。
曲げ加工パネルの採用事例①
曲げ加工パネルの採用事例②
曲げ加工パネルの採用事例③
水面ステンレスのカットパネル形状の取り付け構造と事例
水面柄ステンレスは背面補強をこなうため、背面の金属にスタッドボルトやビス、背面全体への接着剤塗布などにより施工が可能です。
カットパネルの基本構成は表の水面ステンレスカット面を背面の補強金属と張り合わせた構造です。
お客様の使用用途や環境に応じて、背面に取り付け金具を配置します。
接着取り付けられ週板部分的に固定する場合は背面はフラットな状態でお届けします。
詳しくはコラム「薄型カットパネル突合せの見え方について」をご覧ください。
カットパネルの採用事例①
カットパネルの採用事例②
カットパネルの採用事例③
アートワーク型の引っ掛け構造
壁面へのアートワークなどの場合、背面位引っ掛け構造を用いることで簡便に絵を飾るように取り付け、脱着が可能です。
詳しくは、トップマコート株式会社(弊社販売部門)のサイトのコラム「アートパネル取り付け方法」をご覧ください。
壁面用途での水面ステンレスパネル施工のまとめ
使用される用途と強度などの観点から施工方法をご選択いただけます。
簡便な引っ掛け方式で部分的に彩る場合や、軽量化とコストパフォーマンス重視のカットパネル方式。
高度をしっかりと持たせて施工する曲げパネル方式。
さまざまなシーンに合わせて施工方法をご提案申し上げます。
1ヶ所、1枚からご提供しております。
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