チタンについて

食品工場・薬品工場に最適です。ポルカプレートの研磨

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ステンレスは通常表面が平面の板材です。
しかし、衛生的な空間や屋外での滑り止めを考慮した時に、表面が凹凸のあるすべり止め機構のついた板材が使われます。
種類はいろいろありますが、今回は丸い凸のついたポルカプレートについてご紹介します。
ポルカプレートは日本冶金工業様の商品です。
よく見かける”X”型の模様はチェッカープレートという商品ですが、ポルカプレートは丸い凸のついたすべり止めの商品です。

通常はこのままお使いになるのですが、美観が必要であったり、表面を平滑にして拭き掃除をしやすくしたり、ざらついた表面への汚れの侵入や雑菌の繁殖を抑制するために研磨を行う事があります。

手磨きすればよいのですが、面積が大きな板材だととてもコストがかかることと時間がかかるため、機械設備にて仕上げを行っております。
まず、原板の状態

これが表の面です。

 

 

 

 

 

これは裏の面になります。

 

 

 

 

 

 

表を研磨するとこのように凸の周辺が輪上に研磨付加部分が発生します。

 

 

 

 

背面は特に問題なく仕上げることが可能です。

 

 

 

 

 

 

表面の詳細です。

 

どうしても、丸い凸の周辺は研磨輪が当たりません。

このあと、鍍金業者様に”電解研磨”を行ってもらうときれいに仕上がるのではないかと思います。

ステンレスにはいろいろな種類の板材があります。
通常の使い方だけでなく、少し工夫すると新しい用途に展開できると思います。