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【ちょっとの工夫でイメージを変える】ヘアライン仕上編

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ちょっとの工夫でイメージを変えるご提案です。

ステンレスの意匠で代表的なのはヘアライン研磨です。
エスカレーターや店舗、キッチンなど様々なところで使われています。

一般的に汎用で流通しているものはこのヘアラインです。

これは、どこでも買えるので、皆さんが良く採用していただけます。
ただこの汎用仕上げは傷には弱いし、汚れもつきやすいものです。

そして、遠くから見るとヘアラインの意匠である線が見えなくなってただの銀色の金属に見えてしまいます。

そこで、ちょっとした工夫です。

例えば、汎用のヘアラインというのは板厚が0.3mm—-3.0mmくらいまでです。(各社だいたい同じ)

3.0mm~6.0mmまでのNO.2B(冷間圧延母材)の場合と、3.0mm以上のNO.1(熱間圧延母材)の場合のヘアラインはちょっと違います。

右が3.0mm~6.0mmまでのNO.2Bのヘアラインで、左が3.0mm以上のNO.1のヘアライン、そして真ん中が汎用のヘアラインです。

結構印象が違うと思います。 特に左のものは、駅の転落防止などで使用されるフラットバーという形のステンレスや、アングルやチャンネルなどのヘアラインもだいたい画像くらいのはっきりしたヘアラインになっています。

弊社の向上で説明すると、真ん中のヘアライン(商品名:mako-HL12N)はいつも生産しています。 左のNO.1用のヘアライン(商品名:mako-HL4)もいつも生産しています。 右の中厚NO.2B用ヘアライン(商品名:mako-HL8)は週間で予定が変わりますが、普通に生産しています。

ですので、普通のヘアラインではちょっと印象薄いかな? と思われるときにはちょっとした変更でヘアラインの印象を変えることが出来ます。

もちろんすべて、設備で研磨加工をおこなっておりますので、定尺材の長尺(6000mm)ものまで対応が出来ます。

 

つぎに、少し手法を変えてみると。(表面をバフで一度光沢を上げておきますと・・・・)

このようになります。

右が普通のヘアライン(商品名:mako-HL12N)、左が少し工夫したヘアライン(良く ブライトヘアラインとか言われます。 商品名:mako-Squall)だいぶ印象が違います。 映り込みが発現するので鉄っぽい印象からミラーの要素が加わります。
おしゃれな使い方が出来そうです。

最後に、ヘアラインの傷が付きやすい特徴をちょっとだけ回避したいばあいは、表面硬化を行うと使い勝手が良くなります。

ヘアラインなんですけど、きらきら光ってます。(商品名:mako-silver rain)

如何ですか?

同じヘアラインでもずいぶん印象が変わります。
空間や印象に合わせてチョイスされてはいかがでしょうか?
また、機器や装置にはちょっと強いヘアラインは傷を防いでくれますのでお勧めです。

では、ヘアラインの共演です。

内装でステンレス鋼の色合いを変えたいときは、内装用ステンレス鋼”ホワイトステンレス NSSCFW2″がとてもすすすめです。
→ FW2について日鉄ステンレス
FW2専用意匠材 ”ゆらぎ” ”Stering Curtain”

部分的にヘアラインを組み合わせるのも進めの手法です。
目方向を縦ライン 横ライン 斜めライン 等にして組み合わせると立体感を得られます。

最後になりました。
では、アルミニウムのヘアラインというのは・・・

こんな風にアルミ特有の雪のような印象になります。
ちなみに、研磨後はすぐ表面保護テープで保護しますが、皆さんで加工して店舗や什器、機器に取り付けるときはコーティングしていたほうがよいです。 → MaCoat GC

 

以上、今回はヘアライン研磨製品いついてのちょっとした工夫をお伝えしました。
いろいろとご検討ください。 よろしくお願いいたします。